飲食店の税務調査について

飲食店の税務調査について

1. 飲食店調査の特徴

①お客として来店し、お店の内部を事前に調べていく。
  現金を扱う人は誰か?現金の管理方法、来店数や客単価の把握など

②当日は予告なしで調査が行われる。

③お店、事務所、代表者の自宅に同時に来る。

2. 飲食店調査のポイント

①何と言っても「現金の管理」が全て。
  その日の売上金は全て夜間金庫に預けるか翌朝銀行口座へ入金し、
  開店時には定額の釣り銭のみが残るようにする。
  小口の仕入れや経費は、売上金とは別に小口現金を用意し、そこから支払う。
  ☆売上金の管理がきちんとなされていれば税務調査は恐くありません!

②人件費に関わる資料の保管
  タイムカードや出勤簿
  源泉徴収漏れに注意(バイトでも一定額の支払いには源泉徴収が必要です)
  外国人労働者の場合は、パスポートや「外国人登録証」のコピ-を取ることも忘れずに。

③来客人数、客単価を把握しておく。
  経営者の把握している数字と帳簿調査での結果に乖離があると問題です!

3. 実際に調査官が来たら!?

あわてず、顧問税理士に連絡して下さい。
連絡がつかない場合でも、顧問税理士と連絡がとれるまで調査を待ってもらうか、または営業に支障が出るなど都合が悪い場合は、その旨を説明し後日改めて税理士立ち会いの上で調査に来てもらうよう調査官と相談して下さい。
弊社では、このような連絡がありましたら即対応いたします。

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